Appleが大好きだった私がMacからWindowsに買い替えて感じたこと
こんにちは、浅本です。
これまでに毎年、多くのApple製品を購入し、Appleが大好きだった私が思い切ってApple製品を使うのはやめようと決めた2018年。
その中でも最も大きな買い替えはMacからWindowsへの買い替えです。買い替えるまで感じていた問題と買い替えてみて感じたことなどをご紹介します。
デザイナーといえばMacだと思っていた
Webデザイナーをしている私ですが、デザイナーといえばMacというイメージを持っておりました。実際に会社で使うパソコンもMacBook Pro。勉強会に参加しても見渡せばほとんどの人がMacBook Pro。デザイナー=Macと考えている方は少なくないはずです。(エンジニアもMacの人の方が多い印象です)
Adobeのアプリケーション周りで心配されている方、心配する必要はありません。XDも利用できますし、PhotoshopやIllustrator、Premiereだって何の問題もありません。アップデートの頻度も同じです。
ただし、Sketchユーザーの方は別のアプリケーションへの乗り換えが必要です。Adobe XDでSketchのファイルを開けるようになりましたし、この際 XDへの乗り換えも良いかもしれません。
Macで出来てWindowsで出来ないこと
iPhoneやiPadからスムーズにデータの受け渡しを行える機能 AirDropはMacならではの便利機能。Windowsだと出来ません。
あとはiPhoneのアプリ開発。
これくらいです。Windowsの方が使えるアプリケーションも多いですし、タッチパネル搭載のモデルやペンが使えるモデルだってあります。Macでしか出来ないことはWindowsでしか出来ないことと比べると圧倒的に少ないです。
Windowsに切り替えて感じていること
1. スペックに対して価格が安い
このスペック、この快適さでこの価格なのかという価格面での印象が1番大きいです。Macで快適なスペックのマシンを手に入れようとすると本当に高いです。Windowsはパソコンメーカーも選べますし、自作も出来る。これは本当に大きなメリットです。
2. キャプチャを取りながらの作業も余裕
これは特定のGPUを積んでいる必要がありますが、NVIDIA ShadowPlayという機能を使えば、とても快適に画面キャプチャ(動画)を取りながらPhotoshopなどの作業が出来ます。
3. Windows10の仮想デスクトップはMacより優秀
Macだと散らかりがちなウィンドウやファインダーですが、Windows10なら散らからないです。
大きな理由としては各デスクトップを別々のものとみなし、それぞれで新規としてブラウザやエクスプローラーが立ち上がってくれること、そしてタスクバーで勝手にまとまっていることなどが挙げられます。
マウスによっては親指の位置にあるボタンを押すとデスクトップを切り替えられたりするので非常に効率的です。
4. 熱暴走やフリーズもMacより少ない(マシンによる)
Windowsってファンが唸ったり、熱暴走を起こしたり、そんなイメージがある方もいらっしゃいますよね。実は私も昔の経験からそのように感じていました。ですが、それは安いメーカー製のPCを購入していたからなんじゃないかと思います。(当時はヒューレット・パッカードのPavilionというシリーズやENVYというマシンを使っていました。)
今はもうWindowsでもプレミアム志向のノートパソコンが発売されていますし、この印象は間違っています。Surface LaptopやSurface Book 2ならそんな心配もいらないでしょう。
少なくとも私は自作PCを使っていてファンが唸りだしたことはありません。(ほんとに起動しているか分からない静かさです)
私が使っている2016年に発売されたTouch Bar付きMacBook Pro 13インチモデルの最高構成モデルは作業をすれば高温となりファンがうるさくなり、フリーズもします。
Macは高品質という考えは成立しなくなってきています。(※もちろんWindowsのプレミアムモデル並みの品質ではあります。悪くはありません。)
5. フォントのギザギザが気にならない方法もある
これはすごく気になっていましたし、お店などで見ていても、こんなの耐えられない…と思っていました。たぶん、同じ想いの人は多いと思います。
しかしながら、ディスプレイを4Kディスプレイにしたことでその問題は解決されました。
フルHDのディスプレイを使っていたときは、「やっぱり、Windowsは使えないなー」と思っていました。でも、試しに4Kディスプレイを買ったら驚きだったという訳です。
文字はギザギザしているように見えないですし、全然ストレスになりません。
この理由は恐らくMacのRetinaと同じで解像度が高い分、拡大(スケーリング)するので、それによって文字のギザギザも気にならなくなっているんじゃないかと考えています。
確認したら案の定、2倍とまではいきませんが、1.5倍表示になっていました。
Windowsのノートパソコンを買うときは解像度が高いものを、外部モニタを買うときも解像度が高いものを選んでフォントギザギザ問題を解消しましょう。
6. 自由度が高いという喜びを感じられる
Macと比べて出来ることが多いだけでなく、自由な点も多いです。
Windows10Sはそうでもないのかもしれないですが、普通のWindows10なら自由ですよね。
周辺機器も色々使えますし、アプリケーションも色々使えます。フォーマットなどもWindowsの方が優れていると感じるので、魅力的です。
7. やっぱりOfficeを使うならWindows
サクサク快適です。MacだとPages/Numbers/Keynoteの方が快適なので、それらを使っていましたがWindowsならOfficeはサクサクで親切で快適です。
8. Adobe系アプリケーションも全く問題なし!
ショートカットキー周りも特に気になる点はなく、なにも気になる点がありません…。何が理由でMacを選んでいたんだろうと自問自答です。
何よりもやっぱり外部グラフィックを積んでいると快適です。これはデスクトップだけじゃなくてノートパソコンも同様なのではないかと思っていまして、
Macなら15インチで大きすぎるノートパソコンを買わなきゃ外部グラフィックを積んでいませんが、Windowsなら13インチでも積んでいるものもありますよね。
なんだかんだWindowsの方が良いんじゃないかと思えてきました。
まとめ
Appleは大好きでしたし、気付いたときからMacユーザーでした。
ただ、最近はAppleのクオリティレベルがどんどん落ちてきているという印象で、そろそろ考え直すタイミングなんじゃないかと思ったわけです。
結果的にWindowsに買い換えてみたら、不安に思っていたことも心配は特になくてとても幸せになれました。
Macを使っているけど、Windowsが気になっているという方はぜひ参考にしてください。